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北京レポート

【コラム】

北京の主に起業支援状況を視察して参りましたので、ご報告差し上げます。


■ インフラ

北京空港に着いて、人民元を下ろそうとしたら、ATMが1基のみしかなく、しかも、登録携帯番号?を入力しないといけないので、現地通貨下ろせない… やむなくカウンターのEXCHANGERで下ろす羽目に。

社会主義国家的「大ぶり」な街並みゆえ、徒歩での移動は辛い・困難。

北京:単身 50平米で家賃35万円/月くらいが相場。
2万?3万元(35万円?50万円) が、駐在員の払う賃料レベル。

雨期はない。都市に排水施設ないので、大雨降ると、地下に水溜まって死人が出たことも。

■ 移動手段/モビリティ

タクシー:ヒュンダイのみ。空港からダウンタウンまで行く高速でも渋滞。滴滴 (中国版UBER) は、中国に口座と電話番号ないと利用できない。

バイクタクシー(トゥクトゥク):運転凄い/傍若無人/逆走したり交通法規無視/5元で行くよと言って乗せるのに50元請求してくる…。

セグウェイ的なものや、電動キックボードで移動する人もいる。電動バイクは、静かで環境にも良さそう。

走ってる車:多くは綺麗/日本車は、1?2割。
ナンバープレートの番号によって走れない日を指定し、渋滞を制限している。その制限を超えて毎日乗るために、車を2台持つ人もいる。

モバイク: 修理の必要性を報告すると、レーティングが上がるシステム。

上海に飛行機で行くと、フライト時間はいつも遅れる。だから新幹線(高速鉄道)を選ぶ人も多い。5時間以上かかるが時間は計算できるから。

駅構内に入るのに、セキュリティチェックあって渋滞することも… 
電車内:降りる人優先になってない/飲み食い平気/口開けて大あくびする若い女性がいたり。想像どおりの民度でした。
地下鉄の改札等はバンコク風/地下鉄構内は冷房あまり効いていない。



■ 清華大学/起業支援

清華大学は、中国のスタンフォードやMITのようなもの。工学系に強く、官僚や研究者多い。一方、隣の北京大学は投資家多く、ファイナンス強い。

Insead と連携した:executive コース
MITと連携した: 普通のMBA(ちなみに東大にMBAないの痛い)

李克強の音頭で、2年間で全土に4000個のインキュベーションセンターを設立。
子ファンド、VC のお金が北京で溢れてる。しかも日本とは桁違い/シードAで2.5億円とか

サイエンスパークが数年で民営化され、規模拡大中。
(産学連携して起業家を養成するエコシステムを構築している点は、私が通った)20年前の東大と比べると隔世の感があります。

ショッピングモールを、政府の権力で、インキュベーションセンター/コワーキングスペースに改変 → 人・モノ・金が集まる「エコシステム」の構築。

北京大学の隣に、秋葉原のような中関村という電気街が発達。このような地理的隣接は強み。

こういう「場」「プラットフォーム」 「物理的エコシステム構築」の力はすごい。これを一夜で創ってしまう、共産主義の迫力。国策の強さ。
→日本だと、「産学連携」や「 企業とのマッチング」は「綺麗事」「スローガン」「目標」で終わることが多いのに…

清華大学MBAにおいて、韓国人はとても優秀。卒業後、中国企業へ入る倍率高い(難しい、ライバル多い)から。
卒業後も韓国戻って仕事が保証されないから、死ぬ気になって努力する。



■ 北京今昔

ここ10年で 土地価格は10倍に。
10年前はVISA出ないため、中国から日本に容易に来れなかった…

中国の若い世代は、5年で考え変わる。
BAT(BAIDU、 ALIBABA、 TENCENT) :初任給二万元(日本円で40万円近く)

北京市:流動人口 2500万人(戸籍は1500万人)程度。
オリンピックで郊外を開発し、三環四環あたりは、この10年で開発。
本当の北京人ー戸籍が二環(山手線圏内くらい)の中にある人のこと。

いい学校に入るためには寄付も必要。子どもの教育のために学校の近くに引っ越す人もいる。



■ 北京人

車のクラクション多い(上海との違い)/ ガサツで、気が荒い

「ビキニ」:年配の男性が、熱いときに、シャツをまくって胸・腹を出すスタイル…北京でも 南の方に特にいる。刺青している人も多い。

上海は全体的に豊かになっているけど、北京の周りの河北省では貧しい人がまだまだ多い。

北京大学卒業生とかは、当然知的レベルが高い。こういう人と付き合うと、対中感情は変わる。

服や髪型:まだダサい/男性は短髪ばかり。

■ 言語

基本は中国語しか通じない/英語通じない。

国際法律事務所の受付でも「let me a minute」 程度の英語を喋り、英語通じにくかったりする

北京で一番くらいの商業ビルの受付嬢に「タクシー」が通じない…

■ 中国の政治経済

中国全体が「特区」みたいなもの。
サービスの質悪い・性悪説 だからこそ、自動化・機械化が発達する。
人が信頼できないからテクノロジーが発達する、というロジック。
偽札を嫌い、キャッシュレスになる、というのが典型例。

遠い仰ぎ見るシリコンバレーよりも、身近なアジアでの成長を目のあたりにすることが刺激になる。
上海や北京の発達は、「後輩」が異常に伸びて、自分を遥かに追い越しているっていう刺激・危機感に近い。

深セン:ハードウェア/市政府が本気でサポート。大学を誘致したり/気候は最もジメっとしている
上海:金融都市/ライバルはニューヨーク?/気候は最も日本に近い
北京:ソフトウェア/冬は寒くて夏は暑い
今後は、北京・上海・深センの3都市の競い合い!

テンセント :(アリババと違い)国内需要を深掘りする戦略

日本から観光客激減。対中感情悪化したから。

上海レポート

【コラム】

■ 総論

・ビジネスのスピードがすごく早い…。日本がもっと学ぶべき、最大の点。
・タイムイズマネーの感覚が、日本人と10倍くらい違うという感覚。
・このスピードは、資金力から来る。資金力は、人口・マーケットの大きさから来る。
・資金力は、日本と3桁くらい違う…
・また、成熟した日本では、「スクラップアンドビルド」が要求されるが、未発達な上海では「スクラップ」は要らず、「ビルド」だけで済むことも。
・上海のこの「スゴさ」は日本ではほとんど報道されない。メディアの姿勢が原因か?
・規制はともかく、グレーゾーンでビジネスを走らせちゃって、政府が追認するというのは、まさに「カウボーイ・ルール」。
・政府(李克強)がベンチャーを協力に支援している。それに比べて日本の政府で、だれがどのような形でベンチャー支援をしている、という「顔が見えてこない」…

■ タクシー/UBER

・UBERはなく、(ローカルの「滴滴出行」があるものの、外国人出張者は使えない?)。
・空港から、(エアポートの者だ、と言わんばかりの胸章付けた)白タク4500円。タクシーの1、6倍くらいの価格。まあこれはよくあるボッタクリ。
・基本的に、漢字で行き先を用意しないとダメ。それは不便。

■ 言語

・タクシードライバーや市井の人に、まったく英語は通じない。
・例えば、地図を見せて路を訊いても、全く答えてくれない…
・「トイレット」も「レストルーム」も通じない。

■ モビリティ

・音の出ない電気バイクばかり。町を歩いていると轢かれそうになり、危ない。
・地下鉄でチケット買えず… 100元冊が機械に入らないし、係員がいないので乗り方も分からない。
・日本車は1−2割? トヨタ・ホンダばかりで、日産はなかった。一方、フォルクスワーゲンが多かった。
・モバイク・OFO等の自転車シェアサービスがスケールしたのは、GPSという技術を搭載したから。
・すごいのは、僻地から乗って都心にシェア自転車を置けば、お金もらえる(払うのではなく)!
・配車アプリを使って車を呼ぶのは、タダ。一方、日本でタクシー呼ぶのに課金されるのとは大違い
・シェアすべき自転車を私有しちゃうと、実刑になる(だからちゃんと運用される)…。これは共産主義のスゴさ。

■ フィンテック

・カフェで、スマホのQRコードを示して会計! とても便利!
・ウィチャットとアリペイがすごい。パソコンもクレカも飛ばして、スマホ決済。
・タイのバンコクや日本のコンビニでもスマホ決済が使える→貨幣も銀行も要らなくなりつつある?
・個人間での送金もできる。飲み会の割り勘などに。
・最高額紙幣が100元=約1500円というのは小さすぎ→財布厚くなる→現金を嫌う→Bitcoinの70%が中国というのも頷ける。
・それに比べて日本のモバイルSuicaがレジと同期していなかったり…というのはあり得ないほど時代遅れ。
・中国では、テンセント・アリババの2強が跋扈。バイドゥは消えた。PCではなくSNS/モバイルの時代になったから。モバイルユーザ8億人が背景にある。
・IPOせずにテンセントらに買収される、というのが、ベンチャーのEXIT.
・FBやGoogleという競合が入ってこないからこそ、中国企業が伸びる

■ ICTが世界を変える

・レーティングシステムが給与に影響する→みんなマナー良くなった→民度高くなった!
・テンセント・アリババのBigdataは驚異的。。。
・現金決済は不正の温床。フィンテック・ビットコインは不正防止に役立つ

■ 中国人

・30代以下で「真に」親日の人がいるのか?
・日本語を話せる中国人は、日本のアニメ・ドラマ・AVから入ってきている。留学とかではなく。

■ 日本人弁護士

・上海に30人くらい。
・日本の法律事務所は、上海に10個ほど。
・多くは60期(10年目以下)。

テクノロジーの市場破壊

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「シンギュラリティ」時代の弁護士

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2016年腐敗認識指数の発表

【コラム】

1月25日,2016年の腐敗防止認識指数(Corruption Perception Index)が,トランスペアレンシー・インターナショナルから発表されました。

アジアを中心とする海外主要国の,2013年からの過去4年の推移を見ると,以下のとおりです。

◆シンガポール 5位 → 7位 → 8位 → 7位

◆日本 18位 → 15位 → 18位 → 20位

◆マレーシア 53位 → 50位 → 54位 → 55位

◆ブラジル 69位 → 69位 → 76位 → 79位

◆インド 94位 → 85位 → 76位 → 79位

◆中国 80位 → 100位 → 83位 → 79位

◆インドネシア 114位 → 107位 → 88位 → 90位

◆スリランカ 91位 → 85位 → 83位 → 95位

◆タイ 102位 → 85位 → 76位 → 101位

◆フィリピン 94位 → 85位 → 95位 → 101位

◆ベトナム 116位 → 119位 → 112位 → 113位

◆ミャンマー 157位 → 156位 → 147位 → 136位

前年と大差ない国が多い中で,目立つのは,タイの凋落とミャンマーの躍進です。

タイは,軍事政権下の独立した監視体制不備,新憲法に関する不十分さとオープンな議論がないことが特にランクを下げた理由とされています。

ミャンマーは,他国に比べればまだまだですが,数年前の開国直後に比べれば,透明性のあるガバナンスをするようになってきているということでしょう。

このように,海外法務では,まだまだ汚職の危険は高いといえます。取り返しの付かない損害を被らないように,日本本社において,しっかりとしたグローバル・コンプライアンス体制を整えるように務めてください。

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