第5回 グローバル・ガバナンス・コンプライアンス研究会(GGC)

日時 12月2日(月)
研究会 午後6:00~7:30
懇親会 午後7:45~10:00
場所 研究会 都内会議室(*おってメールにてお知らせします)
懇親会 上記会議室から徒歩数分
参加費 研究会無料,懇親会 4000円程度(予定)の実費
申込 こちらから登録をしてください

日本企業のグローバル化の必要性が高まるにつれ,海外拠点の管理・ガバナンス・コンプライアンスの必要性も一段と高まっています。もっとも,限られた予算とリソースで,どこまでコンプライアンスを効かせることができるかにつき,企業間で闊達なコミュニケーションができる機会と場はあまりありません。

そこで,日本企業の海外事業がよりスムーズに進行することを目的として,企業様が抱える海外法務・リスクに関連する悩み・不安・懸念を共有し,意見交換する機会・フォーラムを設けました。

海外進出企業のご担当者様(取締役,監査役,海外担当役員,法務・コンプライアンス部員など)が,それぞれの課題,悩み,奮闘,解決策,失敗例/成功例を,忌憚なく共有しあい,将来の展望を語り合える場になればと考えております。

海外法務・ガバナンス・コンプライアンスについて日本企業様が意見交換できる唯一無二の貴重な集まりです。万障お繰り合わせの上,奮ってご参加ください。


第4回研究会・懇親会の様子(2019年10月開催)

1 第1部 研究会

(1) 以下の3グループに分けて,90分のディスカッションをしました

ア インテグリティ(8名ほど)

イ 海外拠点の規程作成とマイナリティ出資(3名)

ウ 海外現法へのカスタマイズと現地スタッフの教育(5名)

(2) 以下の話題が出ました:

✓data偽装がインテグリティのど真ん中

✓インテグリティはキリスト教/一神教的ともいい得る

✓社長がメッセージを出して,この10月からインテグリティが登場します

✓コンプライアンス規程を細かく規定しすぎると考えなくなるから,あえて粗くする(16項目を5項目に)

 …劉邦の「法三章」のよう

✓インテグリティ/コンプライアンスの浸透方法

  -e-learning は管理部の「証拠作り」ですよね…

  -研修ツールとして「スライドゥ Sli.do」を用い,インタラクティブに(日本人はシャイで質問しないので)

  -ワークショップする企業は少ない

  -若い社員向けに,Youtubeにコンプライアンス研修ビデオをアップして,アクセスしやすくする

✓(人事考査を)加点法にしたいけどまだ減点法ですね…

✓社員証を会社外でも(通勤時も)常に胸につけることが,インテグリティ的なマナーを促す

✓会社理念とインテグリティは親和性あり

✓英語ネイティブの国では,「コンプライアンス」の概念は日本のように広がらない(それをインテグリティでカバー?)

✓フィリピンで現地弁護士の多くが「内部通報」すら知らない…

✓中国の従業員にはまだまだコンプライアンスは浸透していない

✓管理部のミッションは,創業者理念と管理・コンプライアンスが一線上にあることを理解させること

✓現地法人向けのカスタマイズなんか要らない-本社方針でやってみて,ダメなら修正する方がいい

✓内部通報窓口は7種類もある

✓一定以上のレベルの社員の採用の際には,①その人の情報のネット検索(何をSNSにアップしているか)と②reference checkをしている

   ✓インテグリティを「正しいことをしよう」と定義している

   ✓韓国では離職率高い…(2年で辞める…)

2 第2部 懇親会

ほとんどの方にご参加いただいた第2部懇親会も,以下のような話題が出て盛り上がりました:

✓海外現法からのレポートラインをどう定めるかが重要(現地ではなく本社に)

✓海外現法での事故・issueは日本本社に「即報告」すべき事項としている

✓15年ほど前から,「SPEAK UP制度」を設けている

✓法務は,事業部・営業部・総務部と異なり,ヨコ(他社)と意見交換しやすい

 (だから,本GGCのような会の意義は大きい)

✓法務・コンプライアンスは,PDCAを回しにくい/何が正しいか分かりにくい/モニタリングしにくい

 (だから,他社事例が聞ける本GGCの意義は大きい)

✓法務部員のプレゼン能力はすごく大事

✓Think, prepare and rehearse!

第3回研究会・懇親会の様子(2019年7月開催)

1 ご参加者を3グループに分けました。
基本的に今後もこのグループを維持しようかという意見が大勢を占めています。
(1) インテグリティ
(2) 本社による海外拠点の規程作成手順&マイノリティ出資の場合の管理
(3) 海外現法へのカスタマイズ/ローカライズと現地スタッフの教育

2 ご参加者1名と弁護士中山からインテグリティに関するプレゼンをそれぞれ数分行いました。
今後も,希望者等から,興味深いネタに関するプレゼンは適宜行っていこうと思います。
希望テーマやプレゼンターの自薦他薦がありましたらお知らせ下さい。

3 主な意見
・インテグリティというのは、リスクテイクする際の,ステークホルダーに対する個々の社員のアカウンタビリティのこと
・ハラスメントではワークショップ形式で研修しておりますが。
・リスクマネジメント とコンプライアンスの違い?
・「コンプライアンス」という言葉に、リスクマネジメントと、法令遵守と、インテグリティも含めるのは、行き過ぎ
・専門性の高いグローバルガバナンスコンプライアンス担当スタッフを数年で育成するのは困難
・コミュニケーションの活発化が不正防止につながる
・ロゼッタで、内部通報を翻訳している
・海外拠点とスカイプ会議をするだけで管理の効果が上がっているのを実感
・コンプライアンス遵守を人事評価に直結するのが肝要
・人事制度にコンプライアンスをどう結びつけるかが課題

第3回も大変有意義に16名の方にご参加いただき,懇親会も12名の方にお越しいただきました。

第2回研究会・懇親会の様子(2019年4月開催)

日本企業の海外進出で,各社さんがどんな悩みを抱え,どんな解決策を講じているか。

そんな情報を共有するフォーラムのグローバル・ガバナンス/コンプライアンス研究会(GGC)。

第2回も大変有意義に,20名くらいの方にご参加いただき,

1 海外子会社との契約管理

2 PMI

3 コーポレート・ガバナンス

4 内部通報

5 取引先審査

6 贈賄防止

について積極的な意見交換を行いました。

5人くらいで集まって話すってのが良いですね。

100人くらいが頭足する会で,各回が30人程度の参加,ってのが良いかもしれません。

懇親会も十数名の方にご参加いただき,いろいろ盛り上がりました!

次回第3回は,7月1日(月)18時〜の予定です。海外進出企業のコンプライアンス担当の企業の皆様のご参加をお待ちしております。


発足趣旨

日本企業のグローバル化の必要性が高まるにつれ,海外拠点の管理・ガバナンス・コンプライアンスの必要性も一段と高まっています。具体的には,日産ゴーン社長の逮捕に見られるガバナンスの難しさは言うまでもなく,GDPR制定による個人情報保護,カルテル・競争法関連(GoogleがEUで数千億円単位の制裁金),腐敗防止(1,000億円単位のリスクが内在)など,大きなリスクに対処する必要があります。

もっとも,ほとんどの日本企業においては,これら大きな海外リスクに対応できる人材が必ずしも十分というわけではありません。そのため,限られた人的資源をどのように有効活用するか,どの分野に優先順位を付けて注力すべきか,どうやって海外情報を入手するのか,などの切実かつ悩ましい問題が日本企業及び担当部員に突きつけられています。

そこで,日本企業の海外事業がよりスムーズに進行することを目的として,企業様が抱える海外法務・リスクに関連する悩み・不安・懸念を共有し,意見交換する機会・フォーラムを設けました。海外進出企業のご担当者様(取締役,監査役,海外担当役員,法務・コンプライアンス部員など)が,ざっくばらんに,それぞれの課題,奮闘,解決策,失敗例/成功例を,共有し合える場になればと考えております。

第1回研究会・懇親会の様子(2019年2月開催)

当事務所にご縁があります企業の方々や,代表弁護士のセミナーを受講された方,ご同僚の方,また,各種会合で名刺交換をされた方など総勢40名のご参加でした。
各自で名刺交換をしていただき,グループに分かれ,取り組みや課題について意見交換をされました。
皆様の熱心な取り組みには頭が下がるばかりです。さて,今後も参加者は募集しておりますので,海外進出企業のコンプライアンス担当の企業の方は,どうぞご遠慮なくお申込みいただければ幸いです。

第1回参加者の声(一部抜粋)

「得られたこと」のご回答
・各社かかえる課題は・悩みを聞けたこと。
・企業規模や業種により,取り組みの深さが違うことがわかった。
・懇親会では,ざっくばらんな話が出来て良かったです。
・この会の継続が出来ること!次回楽しみです。
・ローカルスタッフのモチベーションアップのヒントなど
・違う業界の人と話ができ,興味深かったです。
・もう少しお話させて頂きたいと感じました。
・予想もしないような角度からの見方もあって,新鮮な驚きがあった。