第12回「インテグリティ研究会」のお知らせ

企業のコンプライアンス/インテグリティ担当のみなさま

第12回「インテグリティ研究会」を以下の要領で開催します。

日時 2024年4月16日(火)
18時~ @中山国際法律事務所 & Zoom

archives過去の研究会

第11回 インテグリティ研究会の報告

■ 日時等

2024年2月15日(木)

18:00-19:30 中山国際法律事務所&Zoom
19:40-21:15 懇親会@溜池山王(1人3000円)

■ 出席者

19名(リアル5名)

■ 内容

以下3つのテーマで、3~4名のブレイクアウトルームに分かれ、8~10分のダイアログ。
その後、各10分くらい、全員で振り返り。

(1) 初参加者の自己紹介

(2) 以下A~Cの3テーマで、ブレイクアウトルームを使い、3人一組でダイアログしました。

A: インテグリティ推進のためにやりたいこと、重点課題、推進ステップ等
B: 時事ネタ:能登地震、損保ジャパン/ビッグモーター、政治資金問題
C: 人のネットワークが強いと不正が起きにくいこと等

(3) 参加者コメント

コカ・コーラ社ではインテグリティの定義は「気高い志」
アデコ社ではインテグリティカードとかキャラクターを作る試み
直属の「上」ではなく「斜め」の人間関係が大事(メンターとか)
日立では「基本と正道」
プロフェッショナリズムとインテグリティは近い/同じ
波頭亮『プロフェッショナリズム原論』では、プロフェッショナリズムの定義を「世界一を目指す」
日本では、本田技研以外、2016年以降、毎年、車会社が数値偽装(品質不正)事件を起こしている
トヨタのカイゼン(Relentless improvement)は要するにインテグリティのこと
「逃げない」ことが大事(IGPI行動指針の2番め)
本音と建前の乖離をなくすのがインテグリティ
二言目には「オレ部長だから」という部長… 属人主義の弊害
同調圧力には「よい同調圧力もある」 それをカルチャーにする
カルチャーを作るにはまず「言語化」から
パワハラ対策には『みんなのFeedback大全』がオススメ
怒るでも叱るでもない、「ギャップ・Feedbackをする」
アンガーマネジメントとして「リスペクト・トレーニング」がある
他者をリスペクトすることが心理的安全性につながる
部長が笑顔だと会議時間は8%も減少する
だから笑顔を作るために、毎朝の筋トレで「変顔」を作っている
コンプライアンスは「発揮」できないけどインテグリティは「発揮」できる 
だからインテグリティはいいカルチャーになる
Google社は、AIやChatGPT開発を受けて、採用の際に、能力ではなく人格を重視しだした
昔は政治家に読書家がいたけど、、、(前尾繁三郎、大平正芳、宮沢喜一等)
「雑談」に関する本はとても増えている(Amazonに数十冊)
目が届かない(声が聞こえない)海外の子会社で不正が増えている
課員が、小さな組織内だけで問題を解決してしまう
インテグリティある人は、「自分にインテグリティがない」と思っている人
人を相手にするのではなく、天を相手にする(西郷南洲翁遺訓)

■ 次回予定

第12回 インテグリティ研究会
2024年4月16日(火) 18時~ @中山国際法律事務所 & Zoom

第10回 インテグリティ研究会の報告

■ 日時等

2023年12月6日(水)

18:00-19:30 中山国際法律事務所&Zoom
19:40-21:15 懇親会@溜池山王(1人3000円)

■ 出席者

19名(リアル5名)

■ 内容

以下3つのテーマで、3~4名のブレイクアウトルームに分かれ、8~10分のダイアログ。
その後、各10分くらい、全員で振り返り。

(1) 初参加者の自己紹介

(2) 以下A~Cの3テーマで、ブレイクアウトルームを使い、3~4人一組でダイアログしました。

A: インテグリティ曼荼羅(マンダラシート作成)
B: 時事ネタ:宝塚歌劇団、日大アメフト部廃部等
C: コンプライアンスのファシズム化、会社は口癖で決まる等

(3) 参加者コメント

インテグリティ曼荼羅にして、自分で「言語化」してみるのは大事
不祥事後、「トカゲの尻尾切り」にすることは、ミスの真因分析と改善にならないことも
2:6:2の法則。悪い2割はどこにでもいる。その2割の責任を連帯責任に?
古い組織ほど連帯責任になる。それでいいのか? 欧米では連帯責任にならない
廃部という大きな判断をするにあたり、十分に慎重な手続を踏んだのか
コンプライアンスは手段であって、目的は別にあるはずなのに、、、 本末転倒化
「そこまでやるか」をどこまでやるか
パーパスの3要素:①ひらがな ②動詞 ③句読点
例:パーソルの「はたらいて、笑おう。」
大和言葉が刺さる
例:お互い様、お疲れ様、お陰様
宝塚や日大、、、 株式会社以外の組織のコンプライアンスは未発展

第9回 インテグリティ研究会の報告

■ 日時等

2023年10月2日(火)

18:00-19:30(90分)  Zoom(完全オンライン)

■ 出席者

18名

■ 研究会概要

以下3つのテーマで、3~4名のブレイクアウトルームに分かれ、8~10分のダイアログ。
その後、各10分くらい、全員で振り返り。

(1) 企業理念・行動規範におけるインテグリティ

 ー K工業では、立体的に、企業理念の一番根底に「インテグリティ」がある
 ー 企業理念の三本柱(革新、貢献、信頼)
 ー その「信頼」を訳すとIntegrityになる
 ー 2020年日本の時価総額ランキング20位までで、12社がHPでインテグリティ/Integrityを掲げる
 ー 「自ら動く」「自ら始める」「インデペンデンス」という指針が、リーダーシップを伴うインテグリティ的
 ー 利益よりも「正義」(Integrity)を選べ(丸紅)
 ー WORLD RUGBYはインテグリティ(品位)を最重要の価値観として掲げている
 ー なぜ? 30人(スポーツ最大人数)がフィールドでぶつかり合い、レフリーは1人 
 ー 「見られていないところでの振る舞い」が重要だから
 ー インテグリティの定義は「誰も見ていなくても正しいことをすること」

(2) ジャニーズ問題とインテグリティ

 ー スポンサーの立場から、選択肢は? ①契約即解除 ②契約終了までは存続 ③契約継続
 ー タレントは被害者でもあり、加害者でもある? Speak upしなかった点で
 ー しかし、性被害のSpeak upは難しい
 ー 滝沢君の別会社が頑張って受け皿になることでいいのか?
 ー ビッグモーターとの違い?
 ー 藤田早苗『武器としての国際人権』は日本の人権状況と意識を知る上でも良い
 ー インテグリティというよりは、ブランド戦略の話?

(3) Vulnerability(弱さをさらけ出すこと)

 ー 「インテグリティなかった事例」をカミングアウトしてVulnerabilityを示す
 ー コンプライアンスは演繹的、インテグリティは帰納的
 ー コンプライアンスはアタマ、インテグリティはココロ
 ー ココロのインテグリティを整えるために、カラダも大事
 ー Vulnerability=突っ込まれビリティ=「のび太」力(人に頼る力)
 ー 人間はみんなミスをするのに、そのミスを隠すのは「偽善」
 ー 偽善はインテグリティの反意語

■ 今後の予定

11月上旬:オンライン給湯室(Room 910、雑談)
12月:第10回インテグリティ研究会(ハイブリッド)+忘年会

以上です。今回も多くの学びがありました!
次回以降の、多くの方々の参加をお待ち申し上げております。

第8回 インテグリティ研究会の報告

■ 日時等

7月31日(月)

18:00-19:30  大手町プレイスNTTコミュニケーションズ様会議室&Zoom(ハイブリッド)
19:45-21:30  懇親会11名@大手町(1人4500円)

■ 出席者

21名(うちリアル13名、オンライン9名)

■ 研究会概要

以下の4つのテーマで、3名のブレイクアウトルームに分かれ、7~10分のダイアログ(ワークショップ)。参考PPTスライド16頁。その後、興味深い事例などのシェア。

(1) 研修効果

 ー リアルがいいのか、オンラインでいいのか
 ー ワークショップで効果が上がる
 ー 「プチ」ワークショップとしての、ピア・ラーニング(隣の人と話し合う)もいい
 ー 講師が「自分の言葉で」語るのが大事
 ー 講師が自分のミスをカミングアウトするといい(「自分ごと」になる)
 ー 大事なのは没入感

(2) 上司が「叱る」ことの是非

 ー リアルよりも、オンラインでの指導・叱責の方が「効く(効きすぎる)」
 ー 「怒る」でも「叱る」でもない「ギャップ・フィードバック」がいい
 ー 信頼関係の貯金がないとダメ
 ー 人格ではなく、行動について叱るべき
 ー 時に怒りは表現すべきだが、大声を出さずとも怒りは表現できる

(3) 過去1週間の各自のインテグリティの振り返り

 ー 外資系会社でも、標語を会社にベタベタ貼っている 
 ー だれが言ったかよりも、何を言ったか
 ー 「お見合い」になって譲り合ったり、サイロ化したりしている仕事もある、、

(4) 「インテグリティ」を日本に導入できるのか

 ー コンプライアンスは当たり前、インテグリティがプラスアルファ
 ー インテグリティって、Code of conduct(行動準則)
 ー コカ・コーラ社ではインテグリティは「気高い志」
 ー コンカー社「高め合う」はいいカルチャー
 ー いいカルチャーって、「リーダーシップのあるコミュニケーション」がある状態  
 ー 大和言葉(ひらがな)がいい。「お陰様、お互い様、お疲れ様」の良品計画
 ー パーパスの共通項:①ひらがな、②動詞、③句読点

■ 次回予定

8月下旬 Room 910(オンライン給湯室で雑談)
9月下旬 第8回 インテグリティ研究会(仔細はおってご案内します)

以上です。次回第9回も、奮ってご参加くださいませ!

第7回 インテグリティ研究会の報告

出席者:21名(うちリアル9名、オンライン12名) 初参加者1名

5月30日(火)

18:00-19:30  中山国際法律事務所&Zoom(ハイブリッド)
19:45-21:30  懇親会8名@溜池山王(1人3900円)

1.研究会概要

「悩みの末にたどり着いたコンプライアンスの取り組み」「インテグリティを感じた身近な本・CM等のコンテンツ」
講師:パーソルホールディングス リスク・コンプライアンス室 沼田様
適宜、3名のブレイクアウトルームに分かれ、3度の、ダイアログ(ワークショップ)。

出た話題は:

日本全体の不祥事をなくしたい/「品格」のある会社にしたい/「正しさ」よりも「美しさ」を
コンプラはカルチャーにならない、インテグリティはカルチャーになる
コンプライアンスの「手応え」は? 伝えても伝わらないもどかしさ? どうやって「腹落ち」?
Mustのコンプライアンス、Betterのインテグリティ
仏作って魂入れず。どうやって「魂」を入れる?
カルチャーは文字(テキスト)では伝わらない
大事なのは、トップの世界観。社長が、どんな未来を描いているのか。
コンプライアンスは日々「発揮しない」⇔インテグリティは日々「発揮する」
→インテグリティでカルチャーが変わる。体制ではなく「態勢」
コンプライアンスは「行動論」。「行動変容」まで掘り下げないとだめ
コンプライアンス行動は以下の3つしかない:
 A:気づいた→やる
 B:気づいた→やらない
 C:気づかない→やらない
  どうやって、BをCではなく、Aにするか?
どうやって「楽しく」「ワクワク」コンプライアンスをする?
理屈よりも、感情。
どうやって「没入感」を与える? 講師が失敗(インテグリティないこと)をカミングアウトする
「伝える」→「伝わる」→「つながる」:コロナを経て、「伝える」と「伝わる」の違いが顕著になった
オンラインやテキストでは、伝えたつもりでも、伝わっていない/議事録書いても伝わるわけではない
「2:6:2」の法則。どんな組織も、10人いたら、上2割はできても、下2割はできない
→コンプライアンスは下2割の不祥事・ネガティブ事案ばかり。だから退屈・眠い。当事者意識を感じられない。
 インテグリティは、上2割のエースにスポットライトを当てる。だから当事者意識を持ちやすい
「心理的安全性」はコンプライアンス/インテグリティの文脈で使っている?
「心理的安全性」の漢字6文字は、ウケない。刺さらない。ひらがなに直すといい。
パーパスの共通項(流行り)は:
ひらがな(やまとことば)
動詞
句読点
例:「はたらいて、笑おう。」(パーソル)、「めぶく。」(前橋市)
ACジャパンのCMはいい(大塚製薬のカロリーメイトバニラ味)
大島優子、金子大地出演/大塚製薬「カロリーメイト」新CM「青いカロリーメイト」篇 - YouTube
Speak upのみならず Listen upまで「仕組み化」しないとだめ
小さなミスの指摘はいい。でもマイクロマネジメントに?
いや、「支配・コントロール」しなければマイクロマネジメントとして非難される謂れはない
「車座」でのダイアログがいい。序列をつけず。 ←裁判でも弁論準備はその形式
新人には暗黙知、ベテランには形式知のコミュニケーションが中心
新人に暗黙知的なことを教育するのを面倒くさがり、自分で作業してしまう管理職が増えている
日本では上司に人事権ないが、アメリカでは上司に人事権あり → 週末の自宅のパーティとかは部下は絶対来る
孫正義は、48時間以内にメールの返信がなければ、その件について「YES」と意思表示したとみなす

2.今後の予定

 7月中旬~下旬:赤城乳業(ガリガリ君)の本庄千本桜5S工場見学(平日、日程未定)
 8月上旬:オンライン給湯室(Room 910、雑談)
 8月下旬:第8回インテグリティ研究会(ハイブリッド)

多くの方々の参加をお待ち申し上げております。

第6回 インテグリティ研究会の報告

出席者:23名(うちリアル5名、オンライン18名) 初参加者6名

2月28日(火)
18:00-19:30  中山国際法律事務所&Zoom
ハイブリッドで第6回インテグリティ研究会を行いました。
19:45-21:30  懇親会@溜池山王(1人3600円)
盛り上がりました!

内容

以下につき2~3名のブレイクアウトルームに分かれてワークショップ(ダイアログ)。チャットの活用で各人のひらめき、「気づき」を多くシェア。

A  「コンプライアンス」のどこに不満? なぜインテグリティの必要性?
B  コンプライアンスとインテグリティの違い? インテグリティのバリュー(存在意義)? コンプライアンスではなくインテグリティが大事だなと思える具体的場面?

他に話題にしたのは:

インテグリティのレベルが高い6業界
その共通項は?
スポーツ業界におけるインテグリティ
単にルールを守らせるのではなく、ワクワク感・ストーリー・ゴールを見せるのが大事。映画のように
それができないのはなぜ? ラクしたいから?
対話(ダイアログ)の重要性。要するにワークショップ?
「エモーショナル」なのがインテグリティ
「違和感」をどうやったら感じられる? 音読みではなく訓読みの和語? 「引っ掛かり」「モヤモヤ」とか?
コンプライアンスの「やらされ感」とディグニティ(尊厳)の関係
自分の仕事に誇りを持っている人は不正をしない
自分で自律的に考えるインテグリティはVUCAの時代にマッチ
ワンチームになるのがインテグリティ
コンプライアンスが「目的化」してしまっている。本来は手段なのに
コンプライアンスが「アクセル+ブレーキ」で、インテグリティが「エンジン」
こういうメタファーはいい
コンプライアンスと違い、インテグリティは「発揮」するもの。だから風土になる
オンライン会議で、目尻をあと2mm下げて、口角をあと2mm上げる、とか
コンプライアンスと「コンプライアンス対策(モグラ叩き)」の違い
法定速度を守るべきか? 「品のいい」運転をすると無事故無違反になる
「インテグリティ党」を結党したほうがいい

など、です。

次回は、3月末頃に、オンライン給湯室(Room 910)で雑談形式で集まり、また、4月下旬に、第7回インテグリティ研究会を行います。

さらに、「本音を語り合える」関係を構築するため、桜の満開の時期に、王子の飛鳥山公園に行きます。渋沢資料館などを見て、「論語と算盤」の渋沢栄一からインテグリティ的なものを楽しく学んできます。

多くの方々の参加をお待ち申し上げております。

第5回 インテグリティ研究会の報告

出席者18名(リアル7名)

18:00-19:30  中山国際法律事務所&Zoom
19:45-21:30  懇親会@溜池山王(1人約3000円)

内容

1. 3名の初参加者の自己紹介
2. ブレイクアウトルーム(“BOR”)で3つのセッション
各3~4名
10-15分ずつ
3.

会員様の声

(1) インテグリティを実装するために、「点」→「線」→「面」→「立体化」
(2) ある企業は、インテグリティの浸透に「10年かかる」と本腰を入れて覚悟をしている
(3) やっぱりインテグリティの「認知度」「露出度」をどう上げるかが課題
(4) トップがインテグリティを語らないと効果は薄い
(5) インテグリティを「教わろう」とする姿勢自体が間違い
インテグリティは「教わる」ものではなく、ワークショップなどで「発見する」「気づく」もの
(6) ユニリーバでは「Less rules, more principles」という
(7) 「無用の用」(一見すると無駄に見えるコミュニケーション)が大事
(8) 「ほ・し・い・か(報告・質問・依頼・回答)」だけのギスギスした会話では組織は滅びる
(9) 明るいカルチャーは、(Speak upするのに)「勇気を必要としない仕組み」
(10) 「コンプライアンス」は事前の仕組みづくり。「コンプライアンス対策」は事後のモグラ叩き
(11) いい行動をイントラネットに入れたりして「見える化」するとインテグリティが広がる

第4回 インテグリティ研究会の報告

出席者20名(リアル6名)

18:00-19:00  中山国際法律事務所&Zoom
19:15-21:15  懇親会@溜池山王(1人3000円)

内容

1. 5名の初参加者の自己紹介
2. 3テーマ ブレイクアウトルーム(“BOR”)
A:インテグリティの定義(4名BOR:8分)
B:インテグリティを感じるシーン(4名BOR:6分)
C:インテグリティのロールモデル(私を含め7名が一言説明。明恵、空海、行基、美智子様、塩狩峠主人公等)

中山コメント

「他者を責めずに自分を責める」という姿勢を示されている方が多かった。
フリーライダーはずるいけど、結局は自分のためにならないんだから…
「逃げない、隠さない、嘘付かない」
「ウソ、ずる、ごまかし」はダメ
部下には「配慮をしても遠慮はしない」
その文脈で、部下との面談で「あなたのプライベートのことで、上司の私が知っておくべきことはありませんか」と水を向けているのはいいなと思った
自分からOPENにしないと部下の(ジョハリの)窓は開かない
埼玉県の「エレベータ歩かない条例」(昨年秋施行)は、インテグリティ的に面白い題材
日時 2022年9月26日(月)午後6:00~7:00 インテグリティ研究会
場所(ハイブリッド) インテグリティ研究会 中山国際法律事務所会議室 、Zoom

第3回 インテグリティ研究会の報告

1. 18名参加(うちリアル3名)
2. 参加企業様のインテグリティ取り組み紹介+質疑応答
3. ZOOMのブレイクアウトルームで4名のグループを作り、各社の取り組みを意見交換

以下ような意見・紹介が出ました:

1. 現場から「(ルールを)決めてくれ」と言われることが多い
2. インテグリティというのは「自分ごと」ということ。今までのコンプライアンスで「ルールを守ろう」というニュアンスだったのが、急にルールのみではないという世界に放り込まれる感がある。それにどう対処するか。
3. コンプライアンスを徹底的に明るいものとして扱っている
4. 明るい企業理念・パーパスにつなげる
5. 動物等のマスコットを利用する
6. 社内展開は、広報メンバーと相談して。写真一枚も広報と相談する
7. 上から目線にならないように「私たちは~」します、という表現にする
8. アメリカでは「コンプライアンス」という言葉を使わず、Code of conduct(行動準則)と言っている企業あり
9. アメリカ人弁護士の考えるインテグリティの意味は do the right thing
10. インテグリティの定義を覚えるのではなく、腹落ちして、どう自分の言葉で表現するか
日時 2022年7月19日(水)午後6:00~7:00 インテグリティ研究会
場所(ハイブリッド) インテグリティ研究会 中山国際法律事務所会議室 、Zoom

第3回のインテグリティ研究会を開催します。

1. 開会(3分):中山 挨拶~今日の流れ
2. アイスブレイク(7分):全体に向けて某一部上場企業ご担当者様の取組紹介&質疑(7分)
3. グループ討議(30分):4名程度のグループ(ランダム)で、ブレイクアウトルームにて取組紹介&質疑を実施
4. 全体討議(20分):各グループの任意の1名にで特に印象に残った取組み概要を紹介してもらい、投票して、特に聞きたいという会社の取組みを、お話していただく予定です。

第2回 インテグリティ研究会の報告

1. 開催形式

10社から14人の方にご参加いただき、18時00分~19時15分の75分間、いろんな対話で盛り上がりました。
ハイブリッドで、中山国際法律事務所から3名、ZOOMで12名にご参加いただきました。中山国際法律事務所での3名は缶ビールを開けながら楽しみました。

2. 概要

(1) 自己紹介(~10分)

参加者から30秒程度の自己紹介をいただきました。

(2) メルセデス・ベンツ日本の10年間のインテグリティ活動の紹介

世界で最もインテグリティ運動を活発に行っているメルセデス・ベンツ社の取り組みをご紹介いただきました。

(3) 「コンプライアンス(知識)、インテグリティ(意識)」マップのワークショップ

各人が、「コンプライアンス(知識)/インテグリティ(意識)」をどの程度自覚できているか(-8~+8の16段階評価)のワークショップをしました。意識高い参加者だからでしょうか、自己評価は高い方が多かったです。

(4) フリートーク/Q&A

ほとんどの方が発言し、時間が足りなくなるほど、とても盛り上がりました。

第2回開催詳細

日時 2022年5月24日(火)午後6:00~7:30
場所(ハイブリッド) 中山国際法律事務所会議室
Zoom

第1回 インテグリティ研究会の報告

第1回のインテグリティ研究会には、12企業から約18名の方にご参加いただきました。

上滑りしたインテグリティの空理空論を語るのではなく、参加企業様の属性や問題意識をお互いに知りながら、各企業の置かれている立場に身を置いて、「暗黙知の共有」を図ろうということになりました。
そこで、第2回のインテグリティ研究会では、第1回後に作成した「企業インテグリティカルテ」を前提に、各企業様の状況をある程度共有しつつ、議論の活性化を図ります。

また、第2回では、インテグリティ運動に最も熱心な企業の一つであるメルセデス・ベンツ様の試みをご紹介いただき、その取組みから学べることを対話(ダイアログ)形式で語り合います。

ご興味ある方は奮ってご参加くださいませ。

第1回 インテグリティ研究会のお知らせ

企業のコンプライアンス担当の皆様

第1回「インテグリティ研究会」を以下の要領で開催します。

コロナ&テレワーク時代の今、顔の見えない部下にどうやってコンプライアンスを実装すべきか…。副業が解禁されつつある中、どうやって社員のエンゲージメントを高めるか…。会社理念やMVV(Mission、 Vision、 Value)をどうやって「自分ごと」として捉えてもらうか…。パーパス経営や共感(エンパシー)って何だろう…

これらのヒントはすべて「インテグリティ」にあります。従来のコンプライアンスをアンラーン(Unlearn、学び直し、解きほぐすこと)して、新たにインテグリティを考えることにより、コンプライアンスのみならず、会社組織も変わります。インテグリティには、コンプライアンスにないリーダーシップや勇気やコミュニケーションの要素が入っています。

そのため、私(中山国際法律事務所代表弁護士中山達樹)は、新刊『インテグリティ -コンプライアンスを超える組織論』(中央経済社/2021年12月23日刊行)を世に問い、インテグリティによって「コンプラを変え、会社を変え、日本を変える」覚悟で挑んでおります。

そこで、私の様々な企業研修におけるコーチング経験を活かしつつ、他社事例を共有して闊達に意見交換する機会・フォーラムとして「インテグリティ研究会」を立ち上げます。コンプライアンスやインテグリティにご興味ある方(役員、法務・コンプライアンス部員など)が、それぞれの課題、悩み、不安、疑問点、解決策、失敗例/成功例を、忌憚なく共有し合い、将来の展望を語り合える場になれば幸甚です。

本フォーラムは、インテグリティに関して日本企業様が意見交換できる唯一無二の貴重な集まりです。万障お繰り合わせの上、奮ってご参加ください。

日時 2021年12月10日(金)午後3:00~5:00
場所(ハイブリッド) 中山国際法律事務所会議室
Webex