第7回 インテグリティ研究会のお知らせ

企業のコンプライアンス担当の皆様

第7回「インテグリティ研究会」を以下の要領で開催します。

日時 2023年5月30日(火)
午後6:00~7:30 インテグリティ研究会
午後7:45~9:15 懇親会
場所(ハイブリッド) インテグリティ研究会:中山国際法律事務所会議室、Zoom
懇親会:溜池山王付近(懇親会は状況に応じて中止の可能性あり)
参加登録

QRコード

https://forms.gle/NTZ7NeAnsVva1qCy7

参加費 無料(インテグリティ研究会)
実費(懇親会)

第7回概要

1  中山国際法律事務所とオンラインのハイブリッド(オンライン出席から懇親会への出席も歓迎いたします)

archives過去の研究会

第6回 インテグリティ研究会の報告

出席者:23名(うちリアル5名、オンライン18名) 初参加者6名

2月28日(火)
18:00-19:30  中山国際法律事務所&Zoom
ハイブリッドで第6回インテグリティ研究会を行いました。
19:45-21:30  懇親会@溜池山王(1人3600円)
盛り上がりました!

内容

以下につき2~3名のブレイクアウトルームに分かれてワークショップ(ダイアログ)。チャットの活用で各人のひらめき、「気づき」を多くシェア。

A  「コンプライアンス」のどこに不満? なぜインテグリティの必要性?
B  コンプライアンスとインテグリティの違い? インテグリティのバリュー(存在意義)? コンプライアンスではなくインテグリティが大事だなと思える具体的場面?

他に話題にしたのは:

インテグリティのレベルが高い6業界
その共通項は?
スポーツ業界におけるインテグリティ
単にルールを守らせるのではなく、ワクワク感・ストーリー・ゴールを見せるのが大事。映画のように
それができないのはなぜ? ラクしたいから?
対話(ダイアログ)の重要性。要するにワークショップ?
「エモーショナル」なのがインテグリティ
「違和感」をどうやったら感じられる? 音読みではなく訓読みの和語? 「引っ掛かり」「モヤモヤ」とか?
コンプライアンスの「やらされ感」とディグニティ(尊厳)の関係
自分の仕事に誇りを持っている人は不正をしない
自分で自律的に考えるインテグリティはVUCAの時代にマッチ
ワンチームになるのがインテグリティ
コンプライアンスが「目的化」してしまっている。本来は手段なのに
コンプライアンスが「アクセル+ブレーキ」で、インテグリティが「エンジン」
こういうメタファーはいい
コンプライアンスと違い、インテグリティは「発揮」するもの。だから風土になる
オンライン会議で、目尻をあと2mm下げて、口角をあと2mm上げる、とか
コンプライアンスと「コンプライアンス対策(モグラ叩き)」の違い
法定速度を守るべきか? 「品のいい」運転をすると無事故無違反になる
「インテグリティ党」を結党したほうがいい

など、です。

次回は、3月末頃に、オンライン給湯室(Room 910)で雑談形式で集まり、また、4月下旬に、第7回インテグリティ研究会を行います。

さらに、「本音を語り合える」関係を構築するため、桜の満開の時期に、王子の飛鳥山公園に行きます。渋沢資料館などを見て、「論語と算盤」の渋沢栄一からインテグリティ的なものを楽しく学んできます。

多くの方々の参加をお待ち申し上げております。

第5回 インテグリティ研究会の報告

出席者18名(リアル7名)

18:00-19:30  中山国際法律事務所&Zoom
19:45-21:30  懇親会@溜池山王(1人約3000円)

内容

1. 3名の初参加者の自己紹介
2. ブレイクアウトルーム(“BOR”)で3つのセッション
各3~4名
10-15分ずつ
3.

会員様の声

(1) インテグリティを実装するために、「点」→「線」→「面」→「立体化」
(2) ある企業は、インテグリティの浸透に「10年かかる」と本腰を入れて覚悟をしている
(3) やっぱりインテグリティの「認知度」「露出度」をどう上げるかが課題
(4) トップがインテグリティを語らないと効果は薄い
(5) インテグリティを「教わろう」とする姿勢自体が間違い
インテグリティは「教わる」ものではなく、ワークショップなどで「発見する」「気づく」もの
(6) ユニリーバでは「Less rules, more principles」という
(7) 「無用の用」(一見すると無駄に見えるコミュニケーション)が大事
(8) 「ほ・し・い・か(報告・質問・依頼・回答)」だけのギスギスした会話では組織は滅びる
(9) 明るいカルチャーは、(Speak upするのに)「勇気を必要としない仕組み」
(10) 「コンプライアンス」は事前の仕組みづくり。「コンプライアンス対策」は事後のモグラ叩き
(11) いい行動をイントラネットに入れたりして「見える化」するとインテグリティが広がる

第4回 インテグリティ研究会の報告

出席者20名(リアル6名)

18:00-19:00  中山国際法律事務所&Zoom
19:15-21:15  懇親会@溜池山王(1人3000円)

内容

1. 5名の初参加者の自己紹介
2. 3テーマ ブレイクアウトルーム(“BOR”)
A:インテグリティの定義(4名BOR:8分)
B:インテグリティを感じるシーン(4名BOR:6分)
C:インテグリティのロールモデル(私を含め7名が一言説明。明恵、空海、行基、美智子様、塩狩峠主人公等)

中山コメント

「他者を責めずに自分を責める」という姿勢を示されている方が多かった。
フリーライダーはずるいけど、結局は自分のためにならないんだから…
「逃げない、隠さない、嘘付かない」
「ウソ、ずる、ごまかし」はダメ
部下には「配慮をしても遠慮はしない」
その文脈で、部下との面談で「あなたのプライベートのことで、上司の私が知っておくべきことはありませんか」と水を向けているのはいいなと思った
自分からOPENにしないと部下の(ジョハリの)窓は開かない
埼玉県の「エレベータ歩かない条例」(昨年秋施行)は、インテグリティ的に面白い題材
日時 2022年9月26日(月)午後6:00~7:00 インテグリティ研究会
場所(ハイブリッド) インテグリティ研究会 中山国際法律事務所会議室 、Zoom

第3回 インテグリティ研究会の報告

1. 18名参加(うちリアル3名)
2. 参加企業様のインテグリティ取り組み紹介+質疑応答
3. ZOOMのブレイクアウトルームで4名のグループを作り、各社の取り組みを意見交換

以下ような意見・紹介が出ました:

1. 現場から「(ルールを)決めてくれ」と言われることが多い
2. インテグリティというのは「自分ごと」ということ。今までのコンプライアンスで「ルールを守ろう」というニュアンスだったのが、急にルールのみではないという世界に放り込まれる感がある。それにどう対処するか。
3. コンプライアンスを徹底的に明るいものとして扱っている
4. 明るい企業理念・パーパスにつなげる
5. 動物等のマスコットを利用する
6. 社内展開は、広報メンバーと相談して。写真一枚も広報と相談する
7. 上から目線にならないように「私たちは~」します、という表現にする
8. アメリカでは「コンプライアンス」という言葉を使わず、Code of conduct(行動準則)と言っている企業あり
9. アメリカ人弁護士の考えるインテグリティの意味は do the right thing
10. インテグリティの定義を覚えるのではなく、腹落ちして、どう自分の言葉で表現するか
日時 2022年7月19日(水)午後6:00~7:00 インテグリティ研究会
場所(ハイブリッド) インテグリティ研究会 中山国際法律事務所会議室 、Zoom

第3回のインテグリティ研究会を開催します。

1. 開会(3分):中山 挨拶~今日の流れ
2. アイスブレイク(7分):全体に向けて某一部上場企業ご担当者様の取組紹介&質疑(7分)
3. グループ討議(30分):4名程度のグループ(ランダム)で、ブレイクアウトルームにて取組紹介&質疑を実施
4. 全体討議(20分):各グループの任意の1名にで特に印象に残った取組み概要を紹介してもらい、投票して、特に聞きたいという会社の取組みを、お話していただく予定です。

第2回 インテグリティ研究会の報告

1. 開催形式

10社から14人の方にご参加いただき、18時00分~19時15分の75分間、いろんな対話で盛り上がりました。
ハイブリッドで、中山国際法律事務所から3名、ZOOMで12名にご参加いただきました。中山国際法律事務所での3名は缶ビールを開けながら楽しみました。

2. 概要

(1) 自己紹介(~10分)

参加者から30秒程度の自己紹介をいただきました。

(2) メルセデス・ベンツ日本の10年間のインテグリティ活動の紹介

世界で最もインテグリティ運動を活発に行っているメルセデス・ベンツ社の取り組みをご紹介いただきました。

(3) 「コンプライアンス(知識)、インテグリティ(意識)」マップのワークショップ

各人が、「コンプライアンス(知識)/インテグリティ(意識)」をどの程度自覚できているか(-8~+8の16段階評価)のワークショップをしました。意識高い参加者だからでしょうか、自己評価は高い方が多かったです。

(4) フリートーク/Q&A

ほとんどの方が発言し、時間が足りなくなるほど、とても盛り上がりました。

第2回開催詳細

日時 2022年5月24日(火)午後6:00~7:30
場所(ハイブリッド) 中山国際法律事務所会議室
Zoom

第1回 インテグリティ研究会の報告

第1回のインテグリティ研究会には、12企業から約18名の方にご参加いただきました。

上滑りしたインテグリティの空理空論を語るのではなく、参加企業様の属性や問題意識をお互いに知りながら、各企業の置かれている立場に身を置いて、「暗黙知の共有」を図ろうということになりました。
そこで、第2回のインテグリティ研究会では、第1回後に作成した「企業インテグリティカルテ」を前提に、各企業様の状況をある程度共有しつつ、議論の活性化を図ります。

また、第2回では、インテグリティ運動に最も熱心な企業の一つであるメルセデス・ベンツ様の試みをご紹介いただき、その取組みから学べることを対話(ダイアログ)形式で語り合います。

ご興味ある方は奮ってご参加くださいませ。

第1回 インテグリティ研究会のお知らせ

企業のコンプライアンス担当の皆様

第1回「インテグリティ研究会」を以下の要領で開催します。

コロナ&テレワーク時代の今、顔の見えない部下にどうやってコンプライアンスを実装すべきか…。副業が解禁されつつある中、どうやって社員のエンゲージメントを高めるか…。会社理念やMVV(Mission、 Vision、 Value)をどうやって「自分ごと」として捉えてもらうか…。パーパス経営や共感(エンパシー)って何だろう…

これらのヒントはすべて「インテグリティ」にあります。従来のコンプライアンスをアンラーン(Unlearn、学び直し、解きほぐすこと)して、新たにインテグリティを考えることにより、コンプライアンスのみならず、会社組織も変わります。インテグリティには、コンプライアンスにないリーダーシップや勇気やコミュニケーションの要素が入っています。

そのため、私(中山国際法律事務所代表弁護士中山達樹)は、新刊『インテグリティ -コンプライアンスを超える組織論』(中央経済社/2021年12月23日刊行)を世に問い、インテグリティによって「コンプラを変え、会社を変え、日本を変える」覚悟で挑んでおります。

そこで、私の様々な企業研修におけるコーチング経験を活かしつつ、他社事例を共有して闊達に意見交換する機会・フォーラムとして「インテグリティ研究会」を立ち上げます。コンプライアンスやインテグリティにご興味ある方(役員、法務・コンプライアンス部員など)が、それぞれの課題、悩み、不安、疑問点、解決策、失敗例/成功例を、忌憚なく共有し合い、将来の展望を語り合える場になれば幸甚です。

本フォーラムは、インテグリティに関して日本企業様が意見交換できる唯一無二の貴重な集まりです。万障お繰り合わせの上、奮ってご参加ください。

日時 2021年12月10日(金)午後3:00~5:00
場所(ハイブリッド) 中山国際法律事務所会議室
Webex